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肌トラブルを解消してくれる保湿剤「ヒルドイド」の効果と使用時の注意点

2020年04月17日

アトピー性皮膚炎の治療といった肌トラブルの解消にヒルドイドというクリームが処方されます。ヒルドイドの効果は、第一に保湿があげられます。ヘパリン類似物質が血行を促しカサカサ肌をもとから治してくれます。毎日患部に塗ることで、肌自体が持つうるおい力を高め、肌トラブルを次第に解決してくれる効果があります。

皮膚の油分が少なくケガに至りやすい人や、痔核、創傷や手術痕に対するケロイドの予防といった適応症もあります。治りにくい傷や血行障害を持つ方、しもやけなどに処方されることもあります。傷の治りを早めてくれる効果や、血行不良が原因で起こりうる皮膚疾患などをじっくりと治してくれる効果も見出せます。

ヒルドイドは、赤ちゃんから大人までどんな人の肌にも使用することができます。ステロイド剤との併用なども可能ですので、きれいな肌を取り戻したい人に最適な医薬品といえるでしょう。

ただし、医薬品ですので使用時に注意したい点があります。一つは副作用に関することです。副作用は極めて少ない医薬品ですが、過敏症の症状として発赤やヒリヒリというような刺激を感じることもあるようです。こういった場合には使用を中止し医師の診断を仰ぎましょう。小さな子供に使用する場合には、塗布後の皮膚状態を注意深く観察することをおすすめします。妊娠中の女性に対する安全性は確立していないため、使用は控えるべきと考えられています。妊娠中の掻痒治療などに対して第一選択としてこの医薬品は選ばれていません。

また、既往症を持っている人に対する塗布も注意が必要です。
ヘパリン類似物質は血液凝固抑制作用や血流量増加作用を持っています。そのため、出血性血液疾患を持っている方や、ちょっとの出血でも命にかかわる病状を持っている人には禁忌とされています。血液にかかわる病気を持っている方は、自分自身の症状を照らし合わせ医師に使用に関する相談をしましょう。
先ほど、傷の治りを早めてくれる薬であると記載しましたが、粘膜部位やびらん(ジュクジュクした傷口)、潰瘍化した創傷面には塗布ができません。治りにくい傷の治療には医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

ヒルドイドは化粧ノリがよくなる、カサカサ肌を鎮めてくれるといった効果があります。特に小さな子供は肌が乾燥しがちですし、女性はホルモンバランスの変化で肌トラブルが起こりやすくなります。常備しておくとレスキュー感覚で肌のトラブルを解消することができます。