鏡を見て肌を心配している女性

アーユルヴェーダは、インド大陸における伝統的医学と位置付けられています。ギリシャやアラビアの医学であるユナニ医学と、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつです。
語源としては、サンスクリット語において寿命、生気、生命を意味するアーユスという言葉と、知識、学を意味するヴェーダを合わせた造語から生まれています。
アーユルヴェーダの根本として、トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(運動・代謝・免疫)のバランスを保つことで病気になりにくい体を作ると考えられています。また、医学だけではなく、生活の知恵や生命の科学、哲学の概念も治療の中に含まれています。病気の治療や予防以外のところで、人生の幸福を追求することもその一つとなっています。
オイルやハーブなどを用いた施術のほか、食事療法などあらゆる側面からの施術が提供されています。

現状では、インド伝統医学として位置づけられており、インド国内では現代医学の補完や代替医療の一つとして受け入れられています。インドでは、Bachelor of Ayurvedic Medicine and Surgeryが認定するアーユルヴェーダ医師の資格は政府が認定した国家資格として認められており、現代医学と併用して治療が行われています。現代医療として成立している西洋医学よりも信頼している人が多く、生活の一部として取り入れている人も多く見受けられます。

スリランカ国内でも同様に、古い時代のインドから伝来したアーユルヴェーダの資格を国家資格として成り立っており、患者に寄り添いながら医療を提供できるものとして認められています。

日本では、エステなどの分野でこの考え方が取り入れられています。アーユルヴェーダは医療として認められておらず、代替医療や健康促進のための施術の一つとして受け止められています。施術ができる人は国家資格のような位置にはありません。ただし、日本で提供されているスクールの中にはインドの国家資格と同様のカリキュラムで指導を受けられるところがあります、概念はもちろんのこと、国際基準のさまざまな知識や技術を学ぶことができます。本格的に学びたい人にはおすすめです。ただし、日本では医師を名乗って施術を行うことはできませんし、スクールによってはインド国内でも医師として施術ができない場合があるので、注意が必要です。
インド国内へのアーユルヴェーダ留学などの道が開けるスクールもあるため、本格的に学びたい方はチェックをしましょう。